テレビを見る時間が長いことへの危惧、心の教育のためにもテレビを見せないほうがいいという意見も多くあります。
また、対人関係や言葉の発達への影響も心配だという保護者の方も多いです。
では、単純に子どもをテレビから隔離すれば良いのでしょうか?
答えは、Noです。
現代社会は10年、20年前に較べて、膨大な量の情報が氾濫しています。子どもたちは、それらのあふれる情報を自分で取捨選択していく力を身につける必要があります。
そうした力を養うためには、むしろ良質の番組を見せて、“メディアとのつき合い方”を私たち大人が伝えることが大切なのです。
幼児教育のためのテレビとしてはやはり「NHK教育テレビ」があげられます。
教育テレビはその名の通り、幼児教育のための番組が繰り返し放送されています。
番組そのものはよく考えられており、子どもの興味をひきつける内容と映像になっています。
大切なことは、「テレビから得た情報」と「実際の体験」をつないであげることです。
ヒーローものが好きなお子さんも多いですね。
例えばテレビの主人公が悪者を格好よく倒していく姿ってあこがれますよね。
それを実際真似する子どもが大勢います。
でも友達に実際パンチやキックを浴びせたらどうなるでしょうか?
力加減ができない子ともは、それこそ大事故に繋がりかねません。
「あれは本当は痛いんだよ」と、映像と現実の違いを説明してあげることが大切です。
大切なのは、見る番組ではなく、テレビ番組を通してどのように子どもと接することができるかです。
もちろん見る番組は常識の範囲で判断してください。
どんなに内容がすばらしい教育的なテレビ番組であっても、親との会話もなく見っ放しになると、残るものはあまりありません。
番組の質や内容よりも、番組を通した親子の関わりのほうがずっと大切と言えます。

